小型船舶免許 2級

びわこ大津教室バスボート

2級小型船舶操縦士免許

一般にボート免許を取得するというと2級小型船舶免許を指す場合が多いようです。もちろん外洋を航行する場合は1級小型船舶免許、ジェットに乗る場合は特殊小型船舶免許が必要になります。
2級小型船舶免許は平水区(大阪湾を含む瀬戸内海の一部、伊勢湾、琵琶湖等)及び陸岸より5海里(1.852km×5≒9km)を業務ではなく、スポーツ、レクレーションのみに使用する場合は24メートルまでのボートやヨットが操船できます。16歳から取得可能です(18歳の誕生日までは操船できる船のサイズが限定されます–2号限定、また15キロワット未満、総トン数5トン未満のボートやヨットを湖や川で操船する湖川小出力限定–1号限定もあります。)
特に関西/近畿は瀬戸内海や琵琶湖、中部/東海は伊勢湾、三河湾、駿河湾や浜名湖、関東は東京湾や霞ケ浦などの平水区域があるのでかなりのエリアを2級でカバーできます。
また、バスボートやトーイング用ボートの操縦は湖や陸岸近くでの操船ですので2級免許で充分です。

2級小型船舶免許の取得は難しい?

「簡単」「難しい」というのは人それぞれです。司法試験に合格するのと小型船舶操縦免許試験に合格するのとではどちらが難しいと問われれば、ほとんどの方が前者と答えるでしょうが・・
自動車運転免許証をお持ちの方にはわかると思いますが、独学のみで自動車運転免許試験場で受験すると学科はともかく、実技試験はなかなか合格するのが難しいと思います。筆者もそうですが、はるか昔に自動車教習所に通って実技試験免除をもらって試験場で学科試験だけを受験した記憶があります。無事1回で合格しましたが。
小型船舶操縦免許は国家試験を受験して取得する方法と国家試験免除で内部審査の合格で取得する二通りの方法があります。
前者の場合は1回目の学科試験で90%、実技試験は99%以上の合格率です。後者の場合は1回目の審査で不合格でも再審査を行うので最終的には途中で投げ出さない限り合格します。

内容は簡単?

国家試験の合格率からいうと小型船舶免許の取得は難しいとまでは言えません。ただ自動車運転免許の場合は幼少期からの交通教育や家族や友人の自動車に同乗した経験からある程度の知識は得られますが、小型船舶の場合は漁師やボートやヨットを所有している家庭で育たないと情報はなかなか得られないと思います。ほとんどの方は予備知識がゼロに近い状態での取得になりますので「難しい」という不安があるのは仕方がないことです。

難しい?簡単?

2級小型船舶の試験(国家試験免除の審査内容も同じ)の学科は4択問題で心得/遵守事項12問、交通方法14問、運航24問の計50問を各科目半数以上、合計33問(65%)以上正解して合格です。実技は各科目60%以上、合計70%以上の点数で合格です。
自動車運転免許試験との大きな違いは合格基準と過去問の公表です。学科問題集は教習所でもらえますし、事前に情報を得たければ教本、問題集とも書店や通販で購入できます。またしっかりとした※1教習所や※2ボートスクールは実技試験の内容も把握していますので個人の能力にあわせた指導を行います。従って国家試験でも実技試験の不合格者がほとんどでないわけです。
費用や日数を考慮してご自分に適した方法で受講すれば2級小型船舶免許の取得は決して難しいものではありません。ボート免許を取得することで世界がぐっと広がります!

  1. 国家試験免除で取得できる登録教習所
  2. 国家試験の受験で取得するスクール

※当教習所は一般社団法人全国小型船舶教習連合に所属し、国家試験受験でも優良教習所に認定されているので、どちらの方法でも小型船舶操縦免許が取得できます。

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