国家試験受験か国家試験免除か?
最短でお手元に船舶免許が届くコースは「国家試験受験」になります。
国家試験免除の場合
国家試験を受験する場合も国家試験免除で取得する場合も免許証を申請するための「合格証明書」を発行するのは一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会というところです。この機関は小型船舶操縦免許の試験事務を行っています。教習所で国家試験免除で審査が合格してもその教習所が試験機関に国家試験の申請をして(試験は免除なので受験しませんが)合格証明書が発行されます。その申請期限と発表日が決まっています。また実際に国家試験を受験していないので身体検査がありませんから医師が記入した「身体検査証明書」に不備があると申請期限に間に合わないので合格証明書が発行されません。
国家試験受験の場合
国家試験の曜日によって合格発表日が違います。最短で合格証明書が発行されるのは日曜日の試験です。その週の木曜日(その日が祭日なら翌日)に合格発表があり合格証明書が発行されます。
特に2級や特殊小型の学科自習、午前実技講習/午後国家試験の日曜コースを選べば合格すればその週の木曜日に合格証明書が発行されます。もちろん試験時に身体検査が実施され、その合格者が学科/実技試験を受験するので身体検査の不備はありません。
免許証の発行
合格証明書はあくまでも試験の合格を証明するもので免許証ではありません。その合格証明書と本籍記載の住民票の写し等を添えて各地方運輸局に申請して免許証を発行してもらいます。
当教室では海事代理士が在席していますのでご本人が出向かなくても代理で手続きができます。
まとめ
受講/受験してから免許証が発行されるまでが国家試験受験なら最短※4日間です。試験日のタイミングが合えば、これが最短です。
※繁忙期には発行が1日遅れることもあります。また書留便での郵送の場合は実際に受け取るのは翌日以降になります。