小型船舶操縦免許を取得するには以下の方法があります。
- 独力で国家試験を受験して取得する
- 講習を受講して国家試験を受験して取得する
- 一定時間の教習を受講して国家試験免除で取得する
- ②と③のハイブリッド
一般的には②と③になります。
講習を受講して国家試験を受験する-ボート免許スクール
平成15年までは小型船舶の免許は一部の指定教習機関(大型船の学校)で国家試験免除で取得でき、大多数はボート(免許)スクールで受講して国家試験を受験して取得していました。
行政改革で指定教習機関が登録教習所として門戸が広がり現在では全国に多くの教習所があります。
もちろん旧来からの講習を受講して国家試験を受験して免許を取得するボートスクールもそのまま存在しています。学習時間の縛りもなく、自習も可能なので短時間で低コストで免許が取得できます。
また自動車運転免許と違い小型船舶免許は実技試験が簡単でどちらでも99%以上の合格率です。
一定時間の教習を受講して国家試験免除-登録小型船舶教習所
学科教習は1級で24時間、2級で12時間、特殊で6時間。実技講習はボートが1名4時間、ジェットが1名1.5時間で1日で受講できる時間が1、2級が8時間まで、特殊が7時間までと規定されています。また独学での審査は認められていません。
特に学科教習はボートスクールの2~3倍の時間を費やしますので、国家試験と違いほとんどの方が合格します。(国家試験は自習も含めて平均して85~90%程度)
実技試験はどちらも合格率に差はありませんので学科を重視して確実に取得したい方は国家試験免除が最適です。
プライベートスクール
当教室は※1教習会場と国家試験会場が同一なので※2国家試験受験(ボートスクール)でも※3国家試験免除(プライベートスクール)でもどちらでも免許が取得できます。
国家試験受験の場合は不特定多数の中で設定された日程で講習と試験を受けていただきますが、国家試験免除の場合はプライベートスクールですので、費用は一般の登録教習所より割高になりますが、特定の方(マンツーマン、カップル、ご友人同士や会社の仲間)のみで教習/審査を行います。また日程もご相談のうえ、ご自由にお決めください。
②と③のハイブリッド
特殊小型のみ不特定多数参加型の学科は国家試験免除、実技は国家試験受験というコースもあります。実技試験時に身体検査を受検しますので、「※4身体検査証明書」の提出は不要です。
※1 大津、彦根、岸和田の3会場(摂津は国家試験のみ)
※2 一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会が実施
※3 一般社団法人 全国小型船舶教習所連合会が実施
※4 国家試験を受験しない場合(国家試験免除)は身体検査が受検できないので、あらかじめ病院で医師に記入してもらった「身体検査証明書」の提出が必要になります。