左の写真の青いルーフの艇は小型船舶操縦士の試験機関( (一財)日本海洋レジャー安全・振興協会)所有のもので、うちの艇は前にあるグレーの屋根ものですが、同じ艇で1,2級の教習艇です。(写真は’11マリンフェスタ)この型の艇が全国の小型船舶免許の教習所や試験で多く使用されているボートです。船内外機艇(インボードエンジンアウトドライブ)と言ってエンジンが船の後部に搭載され後ろからプロペラのついた舵が出ています。ただ、このタイプの艇は現在は非常に少なくなっていて、免許を取った時にしか乗ったことがない人も多いと思います。腰が重くて操縦しやすいのですが、なにせエンジンとドライブ(プロペラのついた舵)の設計が古い。米国製3.0L、直列4気筒のキャブレター式OHVエンジン。エンジン単体は丈夫ですが、補機が壊れる。エンジンがかかりづらい。すぐかぶる、たまに止まる。ギヤはガリガリ音を立てる・・・とまるで「旧車」に乗っているよう・・。
ということで、去年エンジンとドライブを取っ払い船尾(後ろ)を改造し最新の船外機(アウトボードエンジン)に換装しました。1年間使用しましたが、完調です。余計なことに気を遣わずに仕事ができます。良かったのはスタッフだけではなく、生徒さんも楽。試験ではエンジンの点検があって、船内外機船ではエンジンルームを開けて、なんじゃかんじゃチェックするのですが、船外機はユニットになっているので、これが非常に簡単。特にエンジン系が苦手な方はこっちで試験した方が楽でしょう。
琵琶湖ではうちのびわこ大津教室に4艇を配備。試験機関が大阪に2艇配備してあるので、びわこ大津教室で教習を受けて大阪でも同じ艇で試験を受けられます。(彦根は旧来の船内外機艇です。)
また岸和田教室ではうちのFR20LSが1艇と提携業者のFR20LSが1艇の計2艇が配備されてます。同じ艇が高石、西宮にも配備されているので岸和田教室で練習して高石や西宮で受験できます。
それに加えて、おそらく日本でうちだけでしょうが、びわこ大津教室ではバスボートを使って講習と試験も行っています。もともと大津教室で受講する方の半分くらいはバスボートに乗りたい方なので。
ただし、まだまだ寒いので受講する方は防寒着を忘れずに。というかバスボートで釣りをするようなコスチュームで来てください。(これも船外機艇です。)
受講された方には リブレレンタルボートの5,000円OFFチケットをプレゼントします。
また、バスボート以外のレンタルをご希望の方へ
そして、これが2級湖川小出力限定の教習/試験艇です。湖川小出力限定というのは湖や川で15kw(約20.4PS)までのボートを操縦できる限定免許です。試験が簡単でうちでは午前講習/午後試験で取得できます。とくに学科は唯一の○×式(他の試験は四択式)なので簡単。実技もボートが小さいので2馬力船を乗ってる方なら楽勝でしょう・・・ただ、コントロールがステアリング式なので普段バーハンドル式の2馬力船に乗ってる方は多少戸惑うようですが・・・安全上、教員や試験員がすぐに手を出せるように、このように改造してあります。琵琶湖やダム湖にはこのサイズのレンタルボートはたくさんあるので、免許さえあれば、すぐに遊べます。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。